ブログ8:紅茶の輸入の歴史
日本のお茶と言えば、まず思い浮かぶのは、間違いなく抹茶だろう。その次に浮かぶのは、おそらく紅茶ではないだろうか。全てのお茶の元であるチャノキは約5000年前に中国で発祥したが、なぜ紅茶は日本で西洋風な飲み物と見られ、ケーキなどの洋菓子とよく一緒に食べられているのか、皆さんは知っているのだろうか。
茶の木 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%8E%E3%82%AD |
実は、紅茶の起源には二つの説があるようだ。一方では、紅茶は1368年から1644年にかけての明朝時代に中国で作られ、その後オランダ人によってヨーロッパに伝わったとそうだ。また別の説では、1600年代後半にイギリスで中国から伝わった緑茶がさらに発酵されて紅茶になったという話もある。どちらが正しいか分かりませんが、日本に輸入された紅茶は、中国からではなくイギリスからのものだった。
当時、明治維新を迎えた日本は、積極的に欧米のものや制度を取り入れ、1881年にはイギリスで上流階級しか飲むことができなかった紅茶も輸入した。そして、最初は日本の上流社会で、高級な飲み物として人気を集めたそうだ。紅茶が普及されたのは、1931年に鹿児島で初めて栽培に成功したため、日本人が安い国産紅茶を手に入れられるようになったことがきっかけだった。しかし、紅茶が洋風であるという印象は現在でも残り、喫茶店でコーヒーやケーキと一緒に売ることが多いだ。
私も紅茶が好きです。日本人にとっては、西洋の物でおしゃれなイメージがある飲み物だと思います。
返信削除私も紅茶大好きで、アールグレーも日月潭紅茶も武夷山紅茶もどっちも大好きです。和紅茶は、最初に鹿児島でできたんですね。でもその味はイギリスの紅茶と比べると何が違うか気になりますね。
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