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ブログ3:お米の価格高騰

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 あなたはどれくらいご飯を食べる習慣があるだろうか。日本料理の中でも一番大切だと言える食材、ご飯は日本国民の主食だとされている。白ご飯、おにぎり、丼もの、お寿司といった和食の中心は、米である。しかし、現在の日本では、お米を巡る危機が起こっている。 https://www.asahi.com/and/article/20210609/405209539/  問題は、今年に入ってから、米の価格は下がるどころか、むしろ高騰し続けている。それで、日本政府は初めて、災害のない状況で、備蓄米を放出することに決めた。では、どうして日本政府は、この方針を決めたのだろうか。それに、どうして米の価格が高騰し続けているだろうか。 日本政府の備蓄米 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250214/k10014721681000.html  見たところ、お米だけでなく、あらゆる食べ物と食材は、インフレーションによって価格が上がっているが、実は、2025年2月に入ってから、米の価格は去年より1.5倍以上になっている。その上、消費需要が増えているが、市場に流通している日本産のお米の量が不足している。というのは、農林水産省によると、去年の米の収穫量は前の年より増えたが、JA(農業協同組合)などの主な集荷業者が農家から買い集めた米の量が、前の年より21万トン下回っているからだ。つまり、米の価格高騰は収穫との関係がなく、JAが市場に出回る米の量を確保できていないのが問題である。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250214/k10014721681000.html  お米の価格高騰の影響で、一般家庭だけでなく、飲食店も大変な状況になっている。特に、松屋やおにぎり専門店など、多くの飲食店では、現在、日本米ではなく、6.5割がアメリカ米、3.5割が日本米の「ブレンド米」を使用している。その他に、台湾米を使用する店も増えているようだ。 ブレンド米 https://label-seal-print.com/course_label/detail22/  結論として、災害のない状況では、適度に備蓄米を放出することは悪くないのではないかと思う。そして、市場に出回る日本米が増えれば増えるほど、米の価格が安定するだろう。これからは、日本政府がど...